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町田、相模原、多摩ニュータウン、港北ニュータウン、横浜青葉区・緑区、川崎麻生区、湘南エリアの路線バス情報を掲載

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◆鶴川駅発着路線詳細データ◆
※鶴01系統〜鶴57系統+桜、多、柿系統
●運転頻度はどの路線も平日昼間のダイヤを参考に区分けしています。ただし急行は昼間運転されていないので朝夕のダイヤを参考にしています
  ・A…10分間隔未満 ・B…10分〜20分間隔 ・C…30分〜45分間隔 ・D…60分間隔前後 ・E…90分間隔以上 ・★…本数極少
●文字が薄い系統は廃止路線、鶴川駅を経由しない路線、幻の路線のいずれかです



系統
番号
乗り場 起点 経由地 終点 担当営業所 運転頻度 備考
鶴01 4 鶴川駅 岡上〜鶴川高校前〜三輪 鶴川女子短期大学 神奈中-町田
神奈交-町田
B〜C  

 元々は三輪までだったが、平成10年4月に鶴川女子短期大学まで延伸された。ルートは鶴川駅を右折で出て、鶴川駅東口交差点を右折、小田急線を跨ぎ岡上へ。岡上から先は、バスが通るには決して充分な広さといえない道が続く。岡上を左折し、その後も何度か右折・左折を繰り返し第一住宅前、鶴川高校前と進む。下三輪入口の先で再び右折し鶴見川を渡り三輪へ。そして再び右折し妙福寺、廣慶寺を通り鶴川女子短期大学へ至る。平日の日中は、いかにも大学の授業にあわせたダイヤになっている。

鶴05 3 鶴川駅 岡上〜緑山スタジオ こどもの国 小田急-町田 -  

 現在は定期便としてこの[鶴05]は運行されていないが、過去には休日や催事限定なとで運行されていたらしい。

鶴06 3 鶴川駅 岡上〜緑山スタジオ〜こどもの国 三菱化学前 小田急-町田  

 平日・土曜の朝夕に数本運行されている。三菱化学への通勤対策路線。ルートは[鶴01]と同じく小田急線を跨ぎ岡上へ。そのまま坂を登りつつ直進し、緑山スタジオ前、こどもの国を通り神前橋へ。神前橋を左折し、すみよし台、日体大を通って三菱化学前へ至る。
 この[鶴06]のために、三菱化学の駐車場を折返場として使用しており、乗降車はこの折返場で行われる。

鶴07 3 鶴川駅 岡上〜緑山スタジオ〜こどもの国 奈良北団地 小田急-町田 B 深夜バスあり

 奈良町の高台にある奈良北団地へ行く路線。平日・土曜の日中は1時間に2本~3本運行されている。ルートはこどもの国まで[鶴06]と同じ。こどもの国で折り返し、今来た道を奈良北団地入口交差点まで戻り左折。きつい登り坂を奈良小学校前、センター前と進み奈良北団地へ至る。
 横浜市営バスはこの先を左折し奈良北団地折返場まで営業運転するが、小田急バスは折返場の位置が違うため奈良北団地が終点になる。朝夕はこどもの国を経由せずに鶴川駅へ直行する運行があってもいいような気がするが、なぜか律儀に全便こどもの国を経由する。2006年3月1日に[鶴09]の運行が開始されたため、[鶴07]はやや減便された。

鶴08 4 鶴川駅 岡上〜鶴川緑山住宅〜岡上 鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
小田急-町田
C  

 一時期、クリスマスのイルミネーションで有名になった鶴川緑山住宅への路線。やはり岡上を通りそのまま直進。坂を登りきった交差点を左折し三輪中央公園、鶴川緑山住宅へ進む。住宅内をまだ循環していないが、鶴川駅方面へは鶴川緑山住宅バス停が住宅内で一番初めとなるので、時間調整のため数分停車する場合がある。この後はけやき通り、ゆりの木通りを通り、三輪中央公園から先は駅発と同じルートで鶴川駅まで戻る。

鶴09 3 鶴川駅 岡上〜緑山〜ことり橋 奈良北団地 小田急-町田 D  
 2006年3月1日に運行が開始された。鶴川駅〜三輪緑山二丁目までは[鶴07]と同じルートを通りるが、この系統は直進せず右折して緑山、幼稚園前、ことり橋と進む。その先は再び[鶴07]と同じく奈良小学校前、センター前を通り奈良北団地まで行く。
 通勤通学に合わせたようなダイヤで、奈良北団地発は12時台まで、鶴川駅発は13時以降という運行になっている。
鶴10 1 鶴川駅 妙行寺〜千都の杜中央〜鶴川第二小学校前 鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
小田急-町田
D  
 鶴川駅北東の住宅地「千都の杜」の本格的な売り出しを控え、平成15年2月1日に神奈中単独で開業した路線。同年8月16日からは小田急バスと共管となった。ルートは鶴川駅を右折で出ると、藤の木交差点までそのまま直進。そこを左折し急坂を登って悠々園前、千都の杜中央。今度は急坂を下りつつ能ヶ谷神社下と住宅内のバス停を通る。住宅を抜けると鶴川第二小学校前を通り鶴川駅まで戻る一方循環。現在のところ30分間隔か60分間隔だが、それでもだいぶ過剰運転の感じがする。
 明らかな不採算路線にわざわざ小田急バスがこの路線に手を出したのは、渋滞する鶴川駅前を通らず、千都の杜を通る回送ルートを確保するためだと思われる。千都の杜内は大型車通行禁止でないため、バスが回送ルートとして使用することは特に問題ないが、閑静な住宅街を回送バスが音を立てて走っていると住民感情を逆なでにしかねない。そこで通常路線として参入し運行することで、回送ルートとして使用しても違和感をなくしたかったのではないかと推測する。
鶴11 2 鶴川駅 鶴川一丁目〜センター前〜給水塔前 鶴川団地 神奈中-町田
神奈交-町田
小田急-町田
B 深夜バスあり

 鶴川駅と鶴川団地を結ぶメイン路線。ただし昼間は[鶴12][鶴13][町50]との兼ね合いもあり、[鶴11]としての運行は意外に少ない。ルートは鶴川駅を右に出て鶴川第二小学校前へ進む。その先の交差点を左折し鶴川一丁目、鶴川二丁目と進み右折。センター前、鶴川病院前と進み再び左折。広袴、給水塔前、国士舘大学前と進み鶴川団地へ至る。
 この路線は、昭和45年に全国ではじめて運賃割増(通常の3倍、定期券使用不可)の深夜バスを運行し、住民の大反発を食らって一躍有名になった。小田急バスは昭和60年からやっとこの路線の深夜バスを担当することになる。

鶴12 2 鶴川駅 北循環:センター前〜鶴川団地〜団地南
南循環:団地南〜鶴川団地〜センター前
鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
小田急-町田
D 朝夕はB

 人の流れを考え、朝は南循環、夕方は北循環が多く運行されている[鶴12]。ルートは鶴川第二小学校前、鶴川一丁目、鶴川二丁目と進み、北循環はセンター前、広袴、鶴川団地、団地南、消防署前を通り再び鶴川一丁目を通り鶴川駅に戻る。南循環は消防署前、団地南、鶴川団地、広袴、センター前を通り鶴川一丁目から鶴川駅に戻る。
 鶴川第二小学校前から先は全て鶴川団地という扱いになるため、鶴川駅から1周乗っても190円という低運賃になる。

鶴13 2 鶴川駅 平和台入口〜六丁目〜給水塔前 鶴川団地 神奈中-町田
神奈交-町田
小田急-町田
B  

 昭和52年8月に開業した[鶴13]。単独区間が鶴川六丁目だけのためか、センター前経由の[鶴11]と比べると明らかに扱いが悪い。鶴川駅発の平日の終バスは21時15分、休日にいたっては19時15分という早さである。考えてみると当然という感じもするが・・。ルートは鶴川第二小学校前を直進、平和台入口を通り鶴川団地東交差点を左折。六丁目、広袴と進み鶴川団地へ至る。

鶴21 1 鶴川駅 下大蔵〜団地南〜和光学園〜黒川 若葉台駅 神奈中-町田
神奈交-町田
C  

 運行開始当初は下大蔵〜井の花経由で黒川までの路線だったが、後に下大蔵〜センター前経由下黒川行き、下大蔵〜団地南経由下黒川行きと変化し、平成11年5月24日に下黒川から若葉台駅まで延伸し、現在の形となった。
 入谷戸〜日影はちょっとした峠になっていて、坂を登りながら・下りながらの急カーブが続くので、大型車では辛い感じもするが無難にこなしている。平成15年8月16日のダイヤ改定で、入谷戸始発(7:45)鶴川駅行きが登場した。恐らく、入谷戸7:46発の通常の若葉台駅発が学生で混雑しているための処置だと思われる。

鶴22 1 鶴川駅 下大蔵〜和光学園〜若葉台駅〜
浜坂〜稲城市役所〜矢野口〜下石原
調布駅南口 神奈中-町田  

 元々は神奈中・小田急の共管で原町田駅〜調布駅という路線だったが、小田急が撤退し鶴川駅〜調布駅に短縮され、現在も首の皮一枚残っている。いわゆる「免許維持路線」というもので、休日の早朝に一往復するだけである。
 ルートは鶴川駅〜若葉台駅は[鶴21]と同じで、若葉台駅から先は浜坂、中の橋、稲城市役所、矢野口駅、下石原と鶴川街道を進み、小島町、保健所入口を通り調布駅南口へ至る。日中・夕方などは多摩川橋前後がかなり渋滞するが、休日早朝の[鶴22]には関係ないものと思われる。
 2006年3月29日に矢野口駅付近の新道開通により、稲城第一小学校、矢野口下宿を経由せず、榎戸経由に変更された。(道路自体の開通は3月22日午後)

鶴23 1 鶴川駅 【急行】 消防署前〜団地南
※鶴川駅8:25発は各停(下大蔵経由)
和光学園 神奈中-町田 B  

 当初は全便各停だったが、後に駅発は午前:各停、午後:急行、学園発は午前:急行、午後:各停となり、その後鶴川駅8:25発以外は往復とも全て急行となった。各停のルートは下大蔵〜団地南経由、急行のルートは鶴川第二小学校前〜鶴川二丁目〜団地南(消防署前までは通過)。距離的には急行ルートのほうが遠回りだが、団地内の道路が空いているため時間が短縮できる。
 ちなみに、和光学園の折返場は、鶴川団地の折返場と道路を挟んで向かい合っている。

鶴23 4 鶴川駅 平和台入口〜東平〜真光寺中学校入口 和光学園 神奈中-町田    
 平成9年9月29日に開業した。この当時、[鶴23]という系統番号は上記の下大蔵経由が使用していたが、なぜか東平経由のこの路線にも同じ[鶴23]が使われた。ルートは、鶴川第二小学校前、平和台入口、東平、広袴中央、真光寺中学校入口と進み、その先の交差点を左折。緩やかな坂を進み、登りきったところが和光学園となる。
 恐らく、東平、広袴中央付近の道路が開通したことにより新設された路線だったのだろうが、平成10年6月30日に[鶴26]が新設され廃止された。わずか9ヶ月の短命だった。
鶴25 1 鶴川駅 平和台入口〜平和台北〜平和台入口 鶴川駅 神奈中-町田 D  

 鶴川駅北側にある平和台団地への路線。平和台住宅の規模がそれほど大きくないため運転本数も少ない(平日昼間は1時間に1本)。ルートは鶴川第二小学校前、平和台入口と進みその先の交差点を右折。坂を登り平和台坂上、平和台北、平和台公園前、平和台幼稚園前と循環し、平和台坂上、平和台入口と進み鶴川駅へ戻る。
 ちなみに鶴川第二小学校は平和台坂上バス停の近くにあり、鶴川第二小学校前バス停とは相当離れている。

鶴26 4 鶴川駅 平和台入口〜東平〜鶴川台中央 真光寺公園 神奈中-町田
小田急-町田
C  

 平成10年6月30日に開業した[鶴26]。この路線が開業するまで、東平方面へは前述の[鶴23 鶴川駅〜東平〜和光学園」というルートだった。この[鶴26]のルートは、鶴川第二小学校前からずっと直進し東平、広袴中央と進み真光寺中学校入口先の交差点で右折。鶴川台中央、真光寺会館前、真光寺緑地入口と進み真光寺公園へ至る。鶴川台住宅は駅から結構な距離があり利用者もそこそこ多いが、共管路線のため思い切ったダイヤ改定が出来ず、朝夕は多少増便されたがさらなる改善が必要と感じる。
 真光寺会館〜真光寺公園までは、上下のバス停がほぼ等間隔でジグザグに配置されており、隣接するバス停とそれほど距離がないと錯覚してしまいそうな感じになっている。真光寺公園の折返場は[鶴21][鶴22]が通る入谷戸バス停と距離が近い。

鶴30 0 鶴川駅 下大蔵〜袋橋〜野津田車庫〜図師 市立室内プール 神奈中-町田 平日のみ3本

 鶴川駅から下大蔵、袋橋、並木、図師を通り市立室内プールまで行く路線で休日のみ4本運転していたが、平成14年6月16日のダイヤ改定で廃止された。休日だからと言ってプールに行く人はそう多くないだろうから仕方がない…。

鶴31 5 鶴川駅 下大蔵〜五反田〜瓜生〜諏訪南公園 永山駅 神奈中-多摩 永山駅発1本

 後で紹介する[桜24]の区間便的な存在の[鶴31]。以前は平日、土曜も数本運転されていたが、平成16年6月21日のダイヤ改定で鶴川駅発が廃止され、休日夜の永山駅発1本のみとなった。その後[桜24]から京王バスが撤退した平成18年4月3日のダイヤ改定時に、平日朝1往復のみ運行が復活した。
 ルートは、下大蔵、井の花、五反田と進み小野路交差点を右折。そのまま直進して京王多摩車庫、瓜生と進み南貝取で右折。永山五丁目、永山高校前、諏訪南公園と進み永山駅へ至る。 

鶴32 5 鶴川駅 下大蔵〜五反田〜小野路〜青木葉公園 多摩センター駅 神奈中多摩 D  

 元々は小野路(現在の浅間下〜南野二丁目間)までだったが、後に多摩センター駅まで延伸された。ルートは下大蔵、五反田、小野神社前、小野路、南野二丁目と進む。多摩南野交差点を右折、すぐに次の交差点を左折し一本杉公園、青木葉公園、落合一丁目と進み多摩センター駅へ至る。
 途中、小野神社前〜小野路は道幅が極端に狭く、普通の乗用車同士でもすれ違いが困難。ダイヤを調整して、この区間でバス同士が出会わないようにしているそうである。多摩営業所に移管されてからは、中型車での運行が多くなった。以前は、鶴川第一小学校への通学対策として南野二丁目始発(7:42)が1本あった。

鶴33 0 鶴川駅 下大蔵〜袋橋 野津田車庫 神奈中-町田
神奈交-町田
B 朝はC

 鶴川駅を出てからずーっと直進する[鶴33]。単なる出入庫線という感じで、また比較的客数の少ない区間を走るためそれほど特徴はない。深夜バスがあっても良さそうだが、平日は23時05分、土曜・休日は22時18分と終車が意外と早い。[鶴32]と同様に、鶴川第一小学校への通学対策として並木始発(8:00)が1本あり、こちらは現在も運転されている。

鶴34 0 鶴川駅 下大蔵〜袋橋〜国本学園前 薬師池 神奈中-町田 1日3本〜4本

 平成14年6月16日のダイヤ改定で廃止になった[鶴34]。廃止直前はどの曜日も22時台に1本のみの運行だった。薬師池の折返場があった頃は頻繁に運転されていたようだが、どのくらいの本数だったのかは不明・・。

鶴35   鶴川駅 下大蔵〜五反田〜野津田高校入口 ろうあ学校 神奈中-町田    

 数年前まで、鶴川駅のバス案内板に掲載されていた[鶴35]。恐らくだいぶ前に廃止になったものと思われるが詳しい廃止時期は不明。ルートは[町36]と同じく下大蔵、五反田、小野神社前と進み小野神社交差点を左折。向坂、野津田高校入口と進んでろうあ学校に至る路線だった。

鶴36   和光学園 入谷戸〜黒川 下黒川 神奈中-町田    

 若葉台駅(下黒川)、黒川駅からの通学対策路線だった[鶴36]。全く同じルートの[鶴21]のみの輸送力で問題ないということで廃止された。

鶴37 0 鶴川駅 下大蔵〜野津田車庫〜根岸〜東町 淵野辺駅北口 神奈交-相模原  

 大昔は鶴川駅から淵野辺駅を経由して水郷田名まで行っていたこともあるようで、その名残という感じがしないこともない[鶴37]。現在は平日朝1往復のみの運行で土曜・休日は運休してしまう。
 「鶴川駅〜野津田車庫」は頻繁に運行され、「淵野辺駅北口〜野津田車庫」もそこそこ運行されているのに、この2路線を合わせた[鶴37]が平日1往復というのは・・。確かに需要はなさそうだが・・。

鶴57 0 鶴川駅 金井〜榛名坂ヒルズ やくし台センター 神奈中-町田
神奈交-町田
B 深夜バスあり

 鶴川駅西側の高台にある、やくし台団地への路線。[鶴57]の前身としては、榛名坂ヒルズ専用のシャトルバスが運行されていたらしいが詳細は不明。ルートは金井入口交差点を左折、金井の先の交差点を右折し森の丘入口、金井クラブ、榛名坂ヒルズと進みやくし台センターに至る。鶴川駅〜金井の渋滞に巻き込まれなければ約10分で終点に着くが、渋滞していると金井までで10分かかる場合もある。
 平成23年2月16日から、鶴川駅23:29発(平日のみ)の深夜バスの運行が開始される。

多04 5 鶴川駅 下大蔵〜五反田〜豊ヶ丘四丁目〜落合三丁目 多摩センター駅 神奈中-多摩 D  

 昭和57年4月5日に運行を開始した[多04]。この当時[鶴32]は小野路止まりだったため、多摩センターへはこの路線でいくしかなかった。ルートは、下大蔵、五反田と進み小野路交差点を右折。そのまま坂を登り、京王多摩車庫前先の交差点を左折。そして南野高校東交差点を右折し豊ヶ丘四丁目へ。豊ヶ丘四丁目で折り返し、南野高校東交差点へ戻り右折。南野高校前を通り南豊ヶ丘小学校交差点を右折。豊ヶ丘五丁目、落合三丁目、落合東と進んで多摩センター駅へ至る。
 町田営業所担当だった頃は多摩センター駅への出入庫にも使われていたようで、一部時間帯に運行本数が集中するおかしなダイヤになっていた。

桜24 5 鶴川駅 下大蔵〜五反田〜瓜生〜永山駅〜新大栗橋 聖蹟桜ヶ丘駅 神奈中-多摩 B  

 鶴川駅から聖蹟桜ヶ丘駅への路線は意外と歴史が古く、昭和30年代には「鶴川駅〜瓜生・貝取・関戸〜聖蹟桜ヶ丘駅」(後の[桜40])が運行されていた。その後多摩ニュータウンが計画され、永山駅が完成したのを受けて現在のルートに変更されたようである。永山駅までは[鶴31]と同じルートで、消防署前、諏訪下橋、車橋、新大栗橋を通って聖蹟桜ヶ丘駅に至る。聖蹟桜ヶ丘駅〜永山高校あたりまでは非常に乗客が多いが、町田市に入る頃にはガラガラになる。
 多摩ニュータウン全盛期は客数も多かったため、噂ではその昔[桜24]を巡り神奈中と京王が激しいバトル(相手の了承を得ない勝手なダイヤ改定?)を繰り広げたそうだが、詳しくは分からない。
 平成16年10月16日のダイヤ改定で減便(30分間隔)され、平成18年4月3日のダイヤ改定時に京王バスがこの路線から撤退し、鶴川駅への乗り入れ路線はなくなった。

淵24 0 淵野辺駅北口 根岸〜鶴川駅〜柿生駅北口〜生田駅 登戸 神奈交-相模原 休日1往復
 ある意味、非常に有名な[淵24]。書くまでもありませんが休日1往復のみの運行。平成13年7月29日のダイヤ改定で昼過ぎから早朝に時間帯が変更になり、渋滞による遅延の可能性がほぼなくなった。ルートは淵野辺駅北口行きは[鶴37]と同じ、登戸行きはひたすら小田急線沿いの世田谷町田線を走って登戸へ行く。
  3 鶴川駅 妙行寺〜柿生駅北口〜平尾入口〜
高石〜読売ランド前駅〜生田駅
生田営業所 小田急-生田    
 小田急バス町田営業所が出来るまで、鶴川駅発着の小田急バスは全て生田営業所で担当していた。そのための出入庫路線として[鶴川駅〜生田営業所]という路線があった。ルートは[淵24]の登戸行きと同じく、鶴川駅を出てからずっと小田急線沿いの世田谷町田線を通って生田営業所へ至る。
 出入庫路線と言っても結構な距離があり、渋滞する道路を走っているため、果たしてどの程度の運転本数があったのかは不明。
    鶴川駅 下大蔵〜袋橋 町田営業所 小田急-町田    
 小田急バス町田営業所が新設され、鶴川駅発着の小田急バスが全て町田営業所に移管されたため、[町田営業所〜鶴川駅]の出入庫路線として考えられていた路線。ご存知の通り、小田急バス町田営業所は神奈中町田営業所の隣にあるので、ルートは[鶴33]と同一の予定だった。
 しかし神奈中は小田急の14年前に営業所を開設(移設)。当時から出入庫路線として[鶴川駅〜野津田車庫]をそこそこの本数運転しており、さらに大して乗客が多い区間でもなく、この立地条件という3つの条件が重なり、現在まで一度も営業運転されておらず、今後もまず営業化されることはないと思われる。

▼鶴川駅発着の[町]系統  ※コメントは町田側のものを、そのまま掲載
町36 5 町田バスセンター 市民病院前〜木曽〜根岸〜図師〜
小野神社前〜五反田〜井の花〜下大蔵
鶴川駅 神奈中-町田  
 電車で2駅6分の鶴川駅との間をグルーっと遠回りをして約40分かけて結ぶ路線。ただし途中に都立野津田高校があり、[町45]と共に朝は学生輸送用としても機能している。並木までは町26と同じルートを通り、並木の先を左折して、ろうわ学校〜野津田高校入口〜向坂を通る。小野神社交差点を右折しここからは[鶴32]と同じルートとなる。五反田、井の花、下大蔵進み鶴川駅へ至る。
 大昔は図師行きの延長として、並木を左折せず、そのまま神学校、袋橋、川島入口と直進して鶴川駅に行くルートだった。
町50 0 町田駅 町田郵便局前〜菅原神社前〜藤の台団地〜
木倉〜金井〜鶴川駅〜センター前
(買物バス)
鶴川団地 神奈中-町田 D  
 町田駅から鶴川駅を経由し鶴川団地までを結ぶ長距離路線。買物バスというだけあり日中だけの運転となっている。ルートは町田駅を出て町田郵便局前、市立博物館前と進み、一旦藤の台団地を経由して木倉、笹子、金井と進む。そして鶴川駅からは[鶴11]と同じルート(鶴川一丁目〜センター前)を通り鶴川団地へ至る。
 鶴川団地までは300円、電車+バス(150円+190円)より40円安い。しかしよほどの大荷物の場合や乗換えが面倒な場合意外は、高くても電車利用のほうが断然早い。すべては使う人次第。鶴川団地内の運賃制度に合わせているためか、全線で運賃前払いである。
町52 0 町田駅 町田郵便局前〜菅原神社前〜木倉〜金井 鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
D 朝・夕はB
 町田駅から出る鶴川駅行きの路線で、この[町52]が一番素直なルートを通る。町田駅を出て町田郵便局前、菅原神社前、市立博物館前と進み、藤の台団地へは見向きもせず金井小学校入口を右折。そのまま木倉、笹子、金井と進み鶴川駅へと至る。
 朝・夕は本数が多いが日中は少ない。朝の町田駅行きなどは藤の台団地を通らない事もあり他のバスをよそに比較的空いている。平成13年4月9日のダイヤ改定で全体的に増便され、町田駅発の終車は21:40発と繰り下げられた。平成16年7月から神奈交共管。
町53 0 町田駅 町田郵便局前〜菅原神社前〜本町田〜
今井谷戸〜薬師池〜下大蔵
鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
C  
 こちらも鶴川駅行き。ただし本町田、大蔵を通るので鶴川駅まで乗ると300円とほかより20円高くなる。この路線もやはり町田郵便局前〜菅原神社前を通る。そして菅原神社前を直進し本町田、今井谷戸、薬師池へと進む。袋橋で右折、その後は道なりに進み綾部入口、大蔵、下大蔵を通り鶴川駅に至る。
 町55の合間に運転しているという感じなので本数はそれほど多くない。そのうえ平成13年4月9日のダイヤ改定で全体的に減便された。平成16年7月から神奈交共管。
町54 0 町田駅 町田郵便局前〜菅原神社前〜
藤の台団地〜木倉〜金井
鶴川駅 神奈中-町田
神奈交-町田
朝はC
 簡単に言ってしまえば[町52]に「藤の台東」と「藤の台団地」を付け加えただけの路線。[町52]の派生路線といったところか。町田駅発はほとんどが午前中で夕方は2本しかない。平成16年7月から神奈交共管。

▼柿生駅北口発着路線

柿26

柿生 市が尾駅 上市ヶ尾〜鉄町〜柿生駅北口〜片平〜下黒川 若葉台駅 神奈中-町田 休日1往復
 東急田園都市線・市が尾駅から小田急線・柿生駅を通り京王相模原線・若葉台駅まで行くという壮大な路線。もちろん休日1往復。市が尾駅〜柿生駅北口は小田急と東急が[柿23]を運行し(昔は神奈中も[柿23]を運行していたらしい)、柿生駅北口〜下黒川は小田急が[柿24]を運行している。なくなっても誰も困らないのだが、どういうわけか生き残っている。
 当初は下黒川行きだったが、[鶴21]と同じく平成11年5月24日に下黒川から若葉台駅まで延伸された。延伸直後は方向幕の関係で[柿26][柿27]はノンステップバスのみで運行されていた。
柿27 柿生 柿生駅北口 片平〜栗木〜下黒川 若葉台駅 神奈中-町田 休日1往復
 [柿26]の区間便。下黒川から若葉台駅への延長も全く同じ。延伸直後、ノンステだけが使われたのは、週1往復の路線のために全車の幕にこの2路線を追加するのは非常に無駄なため、当時新車として入ってきたノンステだけに追加し、[柿26][柿27]をノンステ指定路線にすることによって無駄をなくした、とされている。このノンステ2台の後に導入された車両には[柿26][柿27]の幕も入っていたが、両路線は長らくノンステップ指定での運行だった。
 



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